聲明コンサート ~仏教音楽の世界~【主催事業】

平成30年6月24日(日)

開演 15:00

プラザイースト ホール

全席指定 3,000円  (SaCLa友の会は2,700円)

好評発売中

声明は、仏様の教えを讃える仏教聖歌です。もとは古代インドの学問のひとつで「言葉の学問(シャブダ・ヴィドヤー)を意味し、仏教とともに伝わってきました。
現在、真言宗で唱えられている声明は、9世紀のはじめ弘法大師空海より伝えられたものですが、天台声明とともに平曲や謡曲、浄瑠璃や浪花節、はたまた落語など、日本の古典芸能の成立に大きな影響を与えました。
しかし明治以降、日本の音楽教育が西洋一辺倒となり、日本の伝統音楽の多くは忘れ去られてしまいました。
1966年の国立劇場声明公演以降、声明はその歴史と音楽性において、キリスト教のグレゴリオ聖歌とともに、優れた宗教音楽として今日高い評価を得ています。
このたびの公演では、僧侶がいっせいに大音声で、経本をアコーディオンのように扱いながら読みあげ、所願成就を祈願する大般若転読とともに、「日本人の魂のふるさとの音楽」としての声明を、楽しんでいただけたら幸いです。
 (所沢市宝玉院・普門院住職 新井弘順)

公演の流れ
第1部「声明の解説」
インドで作られたサンスクリット語の声明、中国で作られた漢文の声明、日本で作られた日本語の声明などを例にとり、声明の歌唱法や楽譜(博士)について解説します。

第2部「大般若転読会」
玄奘三蔵が天竺(インド)から中国に伝えた「大般若経」。600巻からなるその経を読誦することは、現世において大きな平安がもたらされると信じられて来ました。600巻を読むために編み出された「転読」という技法を用い、人々の幸福を願う法要をご覧いただきます。